こんにちは❣️
今回は高齢者のメンタルヘルスについてお話しいたしますね。
最近、特に高齢者の心の健康が注目されています。
その背景には、社会の高齢化や孤独感の増加があります。
では、具体的にどのように私たちがサポートできるのか、一緒に考えてみましょう。
高齢者とメンタルヘルスの現状
高齢者のメンタルヘルスの問題は、ますます深刻になっています。
例えば・・・
厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者の約15%がうつ病を経験していると言われています。
孤独や社会的な孤立が大きな要因であり、特にコロナ禍ではその傾向が顕著になりました。
高齢者が抱える心の病は、身体的な健康にも影響を与え、結果的に生活の質を低下させることにつながります。
メンタルヘルスを支えるための現場での具体例
私がメンタルクリニックで心理士(カウンセラー)として、かかわった患者さんのケース・・・。
ある高齢者の方が訪れました。
彼は妻を亡くした後、深い孤独感に悩まされていました。彼にとって、日々の生活が色あせてしまい、興味を失ってしまっていたのです。
そこで、定期的に話を聴くを設け、彼の趣味や過去の思い出を共有する時間を作りました。
その結果・・・
彼は少しずつ自分の気持ちを表現できるようになり、新たな趣味を見つけることができました。
このように、現場では高齢者の心に寄り添い、彼らが自分の感情を表現できる環境を作れるようにかかわることが重要です。
コミュニケーションが鍵となります。
高齢者が自分の思いを話せる場を提供し、共感することで、彼らの心は少しずつ癒されていくのです。
高齢者のメンタルヘルスを支えるためにできること
では、私たちが高齢者のメンタルヘルスを支えるために具体的に何ができるでしょうか。
まずは、定期的なコミュニケーションが大切。
高齢者が感じている孤独感や不安を軽減するためにも、ただただ話を聴くことが重要です。
また、日常において、新しい友人ができることもプラスです。
社会的なつながりが生まれ、心の健康が促進されます。
さらに・・・
身体的な健康もメンタルヘルスに影響を与えます。
栄養バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることが、高齢者の心の健康を支える一助となります。
特に、ウォーキングや軽い体操は、心身の健康を促進するためにも素晴らしい方法ですよね。
カウンセラーとしての視点
カウンセラーとして、私は常に高齢者(に限らず、かかわる全ての人)の方々が自分の気持ちを大切にできることが大事だと感じています。
高齢者(に限らず、かかわる全ての人)のメンタルヘルスを支えるためには、彼らの思いを尊重し、受容する姿勢が不可欠です。
焦らずに、ゆっくり少しずつ心の負担を軽くしていくんです。
いかがでしたか❓
今回は高齢者のメンタルヘルスについてお話させていただきました。
彼らの心の健康を守るためには、周囲の理解とサポートが欠かせません。
ご一読ありがとうございました。
それでは次回の投稿をお楽しみに❣️