今回は、ちょっとした日常の行動から見える、心のクセについてお話しますね❣️
テーマは「食事のときに好きなものを最後に食べる人と、真っ先に食べる人の心理」。
小さな選択に見えて、実は性格や思考のパターンが表れているんです!
好きなものは最後に「取っておく」タイプの人
あなたは、好きな食べ物をお皿の端に残しておく派❓
このタイプの人には、「未来志向」や「自己抑制力の高さ」が見られることが多いです。
心理学では「遅延報酬志向」といって、目の前の誘惑よりも、将来の満足感を大切にする傾向があります。
コツコツと努力を続けるのが得意で、対人関係でも空気を読んだり、場を整えることが上手な人が多い印象です。
でも、我慢が癖になるとストレスを溜めやすい面も😅
メンタルクリニックでも「いつの間にか無理を重ねていました」という方によく出会います。
だからこそ、時には「今日くらい先に食べちゃおうかな?」という“ゆるさ”も、心には大切なんです。
好きなものは「今すぐ食べたい!」派の人
逆に、好きなものを最初に食べる人はどうでしょう・・・。
このタイプは「今この瞬間の喜び」を大切にする、感情に素直な方が多いです。
心理学では「即時報酬志向」といわれ、直感的に行動するスタイルが特徴です。
喜怒哀楽をそのまま表現できる方が多く、周りの人もその明るさに元気をもらえることがしばしば。
ただし、感情のままに動いてしまい、後で後悔したり疲れたりすることも・・・。
そんなときは「ちょっと立ち止まって考える」練習をしてみると、より安定感が増してきますよ。
行動に正解はない‼️
大切なのは“自分を知る”こと
食べ物をいつ食べるか。それだけで人を判断することはもちろんできません。
けれど、その選び方には「どんな価値観で日々を過ごしているか?」というヒントが詰まっています。
私がクリニックでカウンセリングを行うときにもお伝えするのは、「まずは自分のパターンに気づくこと」。
我慢しがちな人は、“楽しむ”ことにOKを出して。
自由な人は、“待つ”ことにも価値があると知ってみる。
どちらも、自分らしさを活かすためのヒントです。
自分を認めることが、心の安定につながる
自分の行動にちょっとした「意味づけ」をするだけで、見える世界は変わります。
「なんで私はこうなんだろう?」と悩むより、「私はこういう人なんだな」と認めること。
これこそが、自己受容(セルフコンパッション)という考え方です。
クリニックの現場でも、「まずは自分を責めないことから始めましょうね」とよくお話します。
小さな選択にこそ、心のクセが出ている。
だからこそ、そこに優しく目を向けることが、メンタルを整える第一歩になるんです。
いかがでしたか?
今回は「食事のときに好きなものをいつ食べるか?」という行動から見える心理についてお届けしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊